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忙しい１週間が過ぎ、今度はN沢の引越しの手伝いです。
地主の家に生まれ、末っ子のN沢は結婚を気に土地を分けてもらい家を建て、すぐに女房に逃げられ、その後はずーっと一人住まいをしていました。
目出度く彼女が出来て一緒に住むことになりましたので、土地を手放して新たな土地で謙虚に出直そうという試みです。

すぐに女房に逃げられてからは９０坪程度の土地に一人で住んでいましたので、広すぎるといえば広すぎでしたね。
９０坪だった土地を手放す際に１１２坪になっており　「困ったことになったんですよ、土地が増えちゃったんですよ、何でだ？どうして増えたんだ？参ったな～」　と相当に悩んでおりました。・・・・・・・・いいだろ、増えたんだから

で、今度は中古マンションですが２人で住むには丁度よい大きさのお部屋です。
当日はアベちゃん・私・N川・そしてN沢と、男４人でそつなくこなします。
夕方には細かい物を除きすべて配置が終わりまして、遠方より手伝いのアベちゃんは一服の後に帰宅致します。

私　　「せっかくだからN沢の引越し祝いで一杯行くか、俺奢るから、どう」

N川　「そうですね、引越し祝いですからだれからも文句は言われませんしね、今日は飲みますよ」

私　　「N沢、仕度しな、行くぞ」

N沢　「どうすっかな？　今日は止めとくかな～」

えぇ～、君の引っ越し祝いなのに、手伝ってもらって目線が上にないか？えっ
もうすでに、引っ越しても中身は変わらないことが分かってしまった。


※　逃げた女房は９０坪だと思ってんだろうね、フフ