SALLY'S FURNITURE STORE

先日、湘南方面に配達に行って来た。
東京砂漠では、ただただ暑い、蒸すと愚痴ばかりの私ですが、海はよいね。

大地を突き刺す様な光線が、無数の矢の如く降り注ぐ、痛いぐらいにね。
潮の香りはプランクトンの屍骸の匂いとは知ってはいますが、香りがすると、気持ちが盛り上がると言うものです。

さて、月も終わりに近づき、月内出荷に追われる身ですので悠長な事も言っていられないのですが、倉庫への来店が多く、沢山の会話の機会に恵まれ、ストレス発散となりました。
隣の車屋さんの努力のお陰で、倉庫の敷地にお客様の車が駐車が出来る様になりましたしね。

この暑さの中、バスを降りてから、相変わらずの遠回りで倉庫に通っています。
遊歩道を外れ、アスファルトの道を新青梅街道に向かい歩きます。
この普通の道で時々、例のあの帽子、チロリア～ンを被った人達とすれ違います。
足下は軽登山用のものを履き、すれ違いざまに「こんにちは」と挨拶をされるのですが、ここはハイキングコースに組み込まれた場所なのであろうか？

私もつられて「こんにちは」とか「ハロー」と言ったり、「ハバァーナイスデェ～イ」と答えますが、一瞬、景色が尾瀬の様に錯覚を致しますね。
この光景が続きますと、幼い頃の原風景や旅行先の風景がシンクロしだし、混沌としたまま新青梅街道を渡った先のファミリー○ートに辿り着きます。

自動ドアーが開き　「今日はジャンボフランクが・・・・・」　の声を聞き、今日は、じゃなくて、今日もだろう、と頭の中で呟き、す～っと現実に引き戻される、私でした。