ブログ魂

偲ぶ

2011年03月24日



去年の春先だと思うが、ラジオでトイレの神様の歌い手さんがゲスト出演していた。
センチメンタリズムな語り口があまり得意ではない私は、引き続きかかった彼女の歌が「狙いすぎ」に感じ、また、単調に感じたのであった。

長いし、洋楽の直訳みたいな歌詞の流れもピンと来なかったのだ。
翌日より封印をして、曲が掛かるとチャンネルをまわす、の繰り返しでしたね。
昨日、その歌を聴きながら涙している芸能人の番組があり、普段はこの手の番組が好きではない私が不覚にも見てしまった。

不思議な事に、私の頬に溢れ出るものが・・・・・・・・・・・・・・
祖母を思い出してしまったのだ。
一筋の涙なんて生易しいものではなく、ナタデココぐらいの大粒の涙が・・・・・・・・・デカッ

田舎で生まれて、3歳で東京に出て来ました。
多くの年長の従兄弟達がいたのに、祖母と暮らしたのは私だけですので、それはそれは可愛がってもらいました。
月日は流れ、その後何年もの間寝たきりであった祖母のお見舞いに行けたのは、ずーっとずーっと先の事でした。
数日の間故郷で過ごし、私が東京に帰ってからすぐに祖母は旅立ちました。

そんな思い出が蘇ったのですね。
ただ、ひとつ歌詞と違ったのは、私はトイレの掃除をすることなく過ごしてきた事です。
ですが、トイレ掃除はしなくても、私は美しく育ってしまいました。

ごめんなさ~い、オ~ホホホホホホ




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