ブログ魂
掴みきれなかった夢
2011年04月09日
剥離が終わらんごたーあるけん、疲れと~と。
いけない、頭の中が北九州の方言になっている。
南九州の生まれなのに・・・・・・・・
明後日にはコンテナが入ってくるから身動きが出来なくなると言うのに、お客様にオーダー頂いた家具の剥離が終わらない。
剥離三昧のの日々だ。 マダムヤンなみに
月末までに8剥離残っているだ。
平たく言うと、8台の剥離が残っている事を、8剥離と家具業界の専門用語では使います。
カフェの隣の席辺りから洩れる、こんな会話を聞いた事があるでしょう。
「始めまして、剥離は長いのですか?」
「そうですね、かれこれ2000剥離を超えたでしょうか」
「もう少しでイチロー越えですか、大ベテランですね、今度、コツを教えて下さいよ」
「僕なんかたいした事ないですよ、ところで貴方は何剥離ぐらいこなしたのですか?」
「僕は去年からですから、まだ100も行っていませんし、最初の頃はミスばかりで、剥離と言えるかどうか、怪しいもんです。」
「ハハハハハ、最初はだれでもそうですよ。日々修行、終わりの無いね」 ハハハハハ
これは、完全に家具屋さん同士の会話ですね。
剥離は下準備になりますので、物によっては結構な時間を要します。
若手がやらされる事も多く、辛くて、この世界を辞めて行く要因のひとつにも数えられるぐらいです。
「俺のどこが嫌になったんだ」
「貴方が嫌いになった訳じゃないの」
「じゃ、何がいけないんだ、ここまで頑張ってやって来たじゃないか」
「頑張っても無理なのよ、これ以上続けるのは、もう私には無理なの、お願い、私をこのまま行かせて、お願いだから」
「・・・・・わかった、最後にひとつだけ、ひとつだけでいいから、納得できる訳を言ってくれ」
「・・・・・貴方のせいじゃないの、ただ、剥離に疲れてしまったの・・・・」