SALLY'S FURNITURE STORE

無事に健康診断を終え、車を置いてバスに乗り倉庫に着きました。
倉庫で今度はトラックに荷物を載せて出発です。

本日の採血ではより多くの検査をするべくお頼み致しましたので、多いほどに検査結果が悪くなるそうです。
確率の問題で、調べる項目が多くなるとそれだけ病名が明らかにされてしまうそうですので、どうなりますやら。
身長は1・5センチ低くなっていましたので、171センチになってしまいました。

さて、私がバスに乗って移動する時間が1時間ほど御座います。
この年まで飛行機を除き殆どの公共交通機関を利用しなかったのですが、健康の為、歩くを取り入れたお陰でバス・電車を利用する事となりました。

車で凡そ30分強の道のりを1時間掛けるので、新聞を読み、その後は物思いに浸ります。
この時間は貴重でして、「本日のお題」は、時々見掛ける髪の毛を後ろで束ねたオヤジ。
多分、ご自身の考えではおしゃれの最先端を行っているはずです。・・・白髪多し

物の見方には、あちら様の見方とこちらの見方が噛み合わない事があったり致します。
私の見方では、何故、いまだにケミカルジーンズなのか？　バンダナを頭に巻く人が50％位いますし、めがねを掛けている確立も50％位でいらっしゃいます。

嗜好が似てきてしまうのか？
スニーカーはダンロップ・ブリジストン・ヤマハの白が多いのは何故か？
タンガリーシャツが多いのは何故か？　そこから一歩踏み出すとマオカラーに行ってしまうのは何故か？

疑問は尽きません。
疑問は尽きないのですが、私の席（一番後ろの長い席）の左隣の小奇麗な青年がウッシシ・ウッシシと顔に似合わず気味悪く笑います。
思い出し笑いでしょうか、堪え切れずにウッシシ・ウッシシとうつむき加減で笑っています。

そうこうしている間に病院前の停留所です。
病院帰りのお年寄りが大勢乗り込んで来ます。
席は十分に空いてはいるのですが、青年は念の為に私の方に詰めて来たではないですか。・・・・・・

その小奇麗な青年は身だしなみも良く、ほのかに甘い香りをさせ、イヤホンで音楽（ラップ）を聴いているようです。
ウッシシ・ウッシシ、私の隣で彼が笑います。

笑うだけなら我慢もしましょう。
イヤホンから漏れた音ががんがんに聞こえてきます。

「昔の娘も・・・・50代、鏡を拭いた、60代、鏡の前を通リ過ぎた、70代、鏡を捨てた・・・」

綾小路きみまろかよ。