ブログ魂

悪魔の囁き

2009年07月28日

このところ車での移動が多かったので、昨晩は久しぶりにバスで帰る事に致しました。
車で移動が多いと言う事は・・・・・ちょっと一杯がなかったという事で、ご無沙汰しており、飲んでない訳で、マスターも寂しいと思われ、父さんと蛍は先に行っている訳で、ルルルルルルルールー                          さて、この辺でよいですか。

で、ですね。
バスを途中下車をして、電車に乗り換えいざ田無へ。
突然ですが、生真面目を絵に描いた・との例えが御座いますが、皆様はどの様に思い描きますか?

昨日の電車内で、私の目の前には生真面目を絵に描いた方が座っていました。
私の経験上の生真面目をゆうに超えたそのお姿は、生真面目の王道というものをきずかせてくれる、神秘なものでした。

まばらな長いすの中央より右に座り、くぼみのあくまで中央に、鞄はひざの上、そして自身の上半身と平行に寸分の狂いもなく置かれています。(たまに直しています)
細身の身体はコンパクトにすべての部位が密着するように、手はひざの上の鞄を通り越してひざ頭をおさえております。     美しい、シンメトリーです。

但し、気持ちが生真面目に重点を起きすぎているせか、電車の揺れを全部拾っちゃうのね。     大きなものから小さなものまで
大きなものは全体でずれるので身体を一気に起こして鞄を整えれば良いのですが、問題は小さな揺れも過剰に拾ってしまう事です。

私たちレベルの電車乗りは柔軟に揺れに対応をしていますが、生真面目さんは少し柔軟性が欠落しているようでして、また、運動もあまり得意ではないようにお見受け致します。真っ白なお顔から想像致しますに、多分、コパトーンをご存知ないかと・・・・

で、問題の小さい揺れですが、ここからが彼の真骨頂です。
少なからず揺れに抵抗をしていますので、揺れの反対に身体を戻そうとしてしているものと思われ、戻す力の方が僅かに勝りますようで、微妙に進行方向に上半身が倒れかかります。

多分、4・5センチほどだと思うのですが、首だけをクイックイッと3回ほど反対に倒し、クイックイッの反動で上半身を元の位置に修正いたします。      感心するばかりです
完璧なまでの、そして彫刻のようなそのお姿なのですが、靴下が片方下がっています。

注意をしてあげたいのですが、プライドを傷つけるような気がして勇気が出ません。
普通は靴下が下がっていても気に留めないし、注意をする人もいないでしょう。
でも、生真面目さんには死活問題のような気がして気になります。

如何なものか?   苦悩する私に悪魔の声が囁きます。




田無~ 田無~ お出口は右側です、     と。 






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