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魔物
2009年08月21日
蒸し暑い夜にもかかわらず、クーラーをつけずに寝るように心掛けています。
ですので、日によっては1日中蒸し暑いということになります。
そんな時、よりによって蒸し暑すぎる男から電話がかかってきます。

N沢です。
今ある家を手放し、新たに中古のマンションを購入して彼女との新しい生活を始めたいらしい。
この家は15年ほど前、結婚前からN沢の事が嫌だったと言う、不思議な前の奥さんと結婚する時に建てたものです。
家具・調度品も新婚当時の物を使っていますし、今の彼女が嫌がるのも当然です。

「でさー、お願いがあるんですけど」
「何? 保証人ならならないよ」
「いや、そうじゃなくて、一緒に探してもらいたいんですよ」
「はれ、先行独断がたのNちゃんにしては珍しいね」

聞けば彼女のお願いらしい。
「ほら、社長は霊感があるでしょ、一緒に行って幽霊が居ないか見てもらいたいらしんですよね、彼女が」
「俺、霊感無いぞ」

「だって、俺の行動全部当ててるじゃないですか」
「お前の行動はワンパターンだから誰でもわかるんじゃないの、バカだから」
「ばか、ばか言わないで下さいよ、俺だってなりたくてなった訳じゃないんですから」
ヤバイ、チョット言い過ぎました。    反省をしなくてはなりません。
「生まれつきだからしょうがないじゃないですか、なんちゃって」   ←やはりバカ

「でも、彼女に行っちゃったしな、どうしよう、カッコわりーなー」  そういう問題か?
「正直に言えばいいんじゃないの」
「あっ、そうだ、社長、修行すればいいんじゃないですか、霊感の」
「そんなの今から修行しても間に合わないだろうよ」
「だめか、バンビ急須か」     万事休すですから

「お役にたてずに申し訳ないね、二人で捜してよ、間取りぐらいはアドバイスするから」
「そうか、しょうがねーな、社長も役にたたないか、自分で探すか~、幽霊見た事ないからわかんないんだよな~」

電話切るね


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